★令和6年1月から「暦年課税」「相続時精算課税」の制度が改正されます
令和5年度の相続税法等の改正により、令和6年1月1日から「暦年課税」「相続時精算課税」の制度内容が一部変更になります(令和6年1月1日以後に贈与により取得する財産に係る贈与税や相続税に適用されます)。
このため、令和6年1月以降の生前贈与ではどちらの制度を選択するかの検討が重要です。
それぞれの制度概要と、改正内容は次のとおりです。
1.暦年課税制度(暦年贈与)
(1) 現行の制度概要
当制度は誰でも利用することができ、届出も必要ありません。
1)贈与税:1年間(1月1日~12月31日)に贈与された財産の合計額から基礎控除額110万円を差し引いた金額に課税されます。
そのため、贈与額が110万円を超えた場合は申告が必要です。
2)相続税:相続開始前3年以内の贈与財産が相続財産に加算され、相続税額が算出されます。
その相続税額から、加算した贈与財産に係る贈与税額を控除した金額を納めます。
(2) 令和6年1月1日からの変更点
1)贈与税:変更なし。
2)相続税:相続財産に加算される贈与財産の対象期間が、相続開始前3年以内から7年以内に延長されます。
ただし、延長される4年間の贈与のうち総額100万円までは加算されません。
2.相続時精算課税制度
原則として60歳以上の父母または祖父母などから、18歳以上の子または孫などに対し、財産を贈与した場合において選択できる贈与税の制度です。この制度を選択する場合は、届出が必要です。
(1) 現行の制度概要
1)贈与税:上限2,500万円(特別控除額)までの贈与財産については贈与税はかかりません
(上限を超えた金額に対して一律20%の贈与税がかかります)。
2)相続税:当制度を選択した年分以降のすべての贈与財産が相続財産に加算され、相続税額が算出されます。
その相続税額から、既に納めた相続時精算課税に係る贈与税相当額を控除した金額を納めます。
(2) 令和6年1月1日からの変更点
1)贈与税:基礎控除(暦年課税の基礎控除とは別)が創設され、1年間(1月1日~12月31日)に贈与された財産の合計額から基礎控除額110万円を差し引いた金額(特別控除の適用がある場合は、特別控除額を控除後の金額)に課税されます。
2)相続税:相続財産に加算される贈与財産の価額は、基礎控除額110万円を控除した後の残額となります。
また、土地又は建物の価額の特例も創設されました。
(3) 注意点
一度この制度を選択すると、暦年課税に戻ることはできません。
贈与期間や贈与総額等によって、有利な制度が異なります。生前贈与のご相談は、当事務所の担当者にお問合せください。
★今年の大掃除
毎年、年の瀬が迫るたび大掃除に追われる方も多いでしょう。
あっちも、こっちも、全部できればいいけれど、手つかずで終わってしまう所も少なくありません。
効率的に進められるように、まずはイメージトレーニングから始めてみませんか?1日8時間でお掃除を完了するハウツーをご紹介します。
◇イメトレから始める!8時間大掃除大作戦(All About)
https://allabout.co.jp/gm/gc/325080/
★飲酒運転は絶対にしないでください
2001年より危険運転致死傷罪が新設され、飲酒運転による死亡事故が減ったとされていますが、「刑罰が重いから」「罰金が高いから」という理由で事故が減ったのであれば、それは根本的な解決にはなっていないのではないでしょうか。
これから忘年会、新年会のシーズンとなりお酒を飲む機会も増えるかと思います。飲酒運転がいかに危険かということ、誰もが加害者・被害者になる可能性があるという事をしっかり認識しましょう。
車を運転する以上「自分は大丈夫」ということはありません。事故に遭ってからでは遅いのです。
◇飲酒運転は絶対に「しない!」「させない!」(政府広報オンライン)
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201312/1.html
◇みんなで守る「飲酒運転を絶対にしない、させない」(警察庁)
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/insyu/info.html
★師走(しわす)
12月は年末で皆忙しく、普段は走らない師匠さえも走ることから、これが「師走(しはす)」になったというのが、一般的な「師走」の由来ですが、他にもさまざまな説があるようです。
師は法師(お坊さん)であるとし、法師がお経をあげるために、東西を馳せる月と解釈する「師馳す(しはす)」という説。「年が果てる」という意味で「年果つる月(としはつるつき)」が「しはす」に変化したとする説。「一年の最後になし終える」という意味で「為果つ(しはつ)」から「しはす」に変化したとする説等があるようです。
英語のDecember(ディセンバー)は、「10番目の月」の意味。12月なのに10番目なのは、ローマ暦が3月起算で、3月から数えて10番目だからだそうです。たしかにdecaは10の意味ですし、decadeは10年とか10個という意味ですね。
最後の1ヶ月、ラストスパートで今年の仕事は今年のうちに。新たな気持ちで新年を迎えたいものです。
★電子取引データの電子保存義務化の宥恕措置が終了します
電子帳簿保存法が改正(令和4年1月1日施行)され、電子取引データ(※)の電子保存が義務化されました。この義務化については、2年間の猶予期間(宥恕措置)が設けられています。
この宥恕措置は令和5年12月31日で終了し、令和6年1月1日以後は電子取引で受け取った書類を紙で印刷して保存することは原則として認められなくなります。
このため、令和5年中に電子取引データの電子保存に対応する必要があります。
(※)メールやWebサイト上で取得した請求書や領収書等のことを指します。
当事務所で提供するエプソン会計ソフト(R4シリーズ)では、この電子取引データを電子保存する機能「証憑保存機能」を標準搭載しています。
「証憑保存機能」を利用すると、簡単に電子帳簿保存法に対応できます!
電子取引対応はもちろん、経理業務も効率化できます。
当事務所がシステム導入から運用までしっかりサポートします。
導入を検討される場合は、当事務所の担当者までお気軽にご相談ください。
★令和5年分年末調整の準備をしましょう
年末調整の時期となりました。
年末調整対象者への各種申告書の配付と添付資料の準備を従業員に案内しましょう。
年末調整に必要な控除証明書等のデータは、マイナンバーカードを利用して「マイナポータル」から一括で取得できます。令和5年10月から、このマイナポータルからの取得データが拡大されました。
新たに国民年金基金掛金、iDeco・小規模企業共済掛金の控除証明書データが取得できるようになりました。
ぜひ、この機会に従業員にマイナポータルのご利用をお勧めください。
また、令和5年分年末調整では、以下の変更(法令改正)があります。
★税を考える週間
「税を考える週間」とは、国税庁が毎年11月11日~17日までの期間、国民各層により税の仕組みや目的等を考えてもらい、税務行政に対する理解及び納税道義の高揚を図ることを目的として行っている広報・広聴週間です。
◇国税庁の取組紹介(国税庁)
https://www.nta.go.jp/about/introduction/torikumi/week/aboutweek.htm
★勤労感謝の日
勤労感謝の日(11月23日)は、国民の祝日に関する法律(祝日法)では「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」ことを趣旨として、1948年公布・施行の祝日法で制定されました。
戦前の11月23日は「新嘗際」(にいなめさい)という祭日で、農作物の恵みに感謝する日でした。しかし、勤労の意味とは肉体的な労働によって製品を生産することだけではなく、幅広い意味をもつことから現在の勤労感謝の日が制定されたと言われています。
勤労の目的を再認識する日という意味がこめられているようです。
★紅葉について
●紅葉のしくみ
秋から冬にかけて気温が下がると、葉の根元と枝の間に壁(「離層」というコルク状の組織)が作られます。これにより、葉で作られた糖分が蓄積され、そこから紅い色素が作られます。それと同時に緑の色素である葉緑素が減っていき、葉の色が赤くなります。
●赤い紅葉、黄色い黄葉
カエデやナナカマドは、葉に蓄積された糖分を原料にしてアントシアニンという赤い色素ができ、同時に緑色の葉緑素が減ってくるので、葉が赤く色づきます。イチョウやブナなどは、紅葉の仕組みと同様にクロロフィルという葉緑素が秋になると分解され、緑色が薄くなります。そのため、それまでは目立たなかった黄色い色素カロチノイドにより、葉が黄色く色づきます。
●紅葉がきれいになるには
昼間は強い太陽の光、そして昼夜の温度差があるというのが条件のようです。葉に糖分が多いと、紅葉のための赤い色素も活発に作られます。昼間は糖分を合成するための強い光があり、夜は木の活動を抑えるような低い温度であると、昼間に作った糖分を消費しないため、紅葉が美しくなるという仕組みです。
★10月1日からインボイス制度が開始されました。
インボイス制度対応にエプソン会計ソフトをご活用ください!
当事務所では、自計化システムとしてインボイス制度に完全対応した「エプソン会計ソフト」の活用をご提案しています。
エプソンのシステムでは、インボイス制度対応のための機能を標準搭載しています。
導入を検討される場合は、当事務所の担当者までお気軽にご相談ください。
★読書週間
10月27日~11月9日の2週間は「読書週間」です。
パソコンや携帯端末の普及により、読書の仕方も様々になってきています。
しかし、形がどうであれ、文章から情報を得ることは我々にとって重要であることに変わりはありません。
各地の図書館でイベント等も開催されるようです。読書の習慣がない方も、この機会に何か読まれてみてはいかがでしょうか?
◇公益社団法人 読書推進運動協議会
http://www.dokusyo.or.jp/
◇公益財団法人 文字・活字文化推進機構
https://www.mojikatsuji.or.jp/
★寒露(かんろ)
寒露とは、草花に冷たい露が宿るという意味で、今年は10月8日~10月23日になります。長雨が終わり、秋も深まり始める頃です。朝夕の冷え込みは一段と進んで、草木の葉に宿った露に触れると冷たく感じるようになります。
多くの地方では黄金色の稲穂が美しく、早い所では農作物の収穫が始まり秋の収穫を祝う秋祭りがあちこちで催されます。
北国や高い山では紅葉が始まり、これから一か月半ばかりの間、秋の風情が楽しめるでしょう。
★霜降(そうこう)
霜降とは、霜が降りるという意味で、今年は10月24日~11月7日になります。この頃になるとすっかり秋も深まり、東北地方や本州中部では、そろそろ霜の降りる頃で、日本列島が北から徐々に、燃えるような赤色に染まります。
霜降を「しもふり」と読んでしまうと、おいしい牛肉のことを連想してしまいますが、脂の白味があたかも大地に霜が降ったように見えるからでしょう。しもふり肉ならずともちょうど食欲の秋、おいしいものが沢山あって、馬ならぬ人間が肥えてしまう時期でもあります。飲み過ぎや食べ過ぎにはくれぐれもご注意ください。
★インボイス制度対応について、最終確認をしましょう。
インボイス制度の開始が目前に迫ってきました。制度開始に向けて、最終確認をしましょう。
貴社のインボイス制度対応について再度確認しましょう。
具体的な確認方法については、当事務所の担当者がご説明いたします。
★インボイス制度対応にエプソン会計ソフトをご活用ください!
当事務所では、自計化システムとしてインボイス制度に完全対応した「エプソン会計ソフト」の活用をご提案しています。
エプソンのシステムでは、インボイス制度対応のための機能を標準搭載しています。
導入を検討される場合は、当事務所の担当者までお気軽にご相談ください。
★秋の全国交通安全運動
令和5年秋の全国交通安全運動(9月21日~30日)は、以下を全国重点として、普及啓発活動が全国各地で一斉に行われます。
みなさん一人ひとりが交通安全について考え、みなさんの行動で悲惨な交通死亡事故をゼロにしましょう。
◇全国交通安全運動(内閣府)
https://www8.cao.go.jp/koutu/
◇交通安全運動の推進(警察庁)
https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/suishin.html
◇夕暮れ時に歩行者が死亡する交通事故が多発!
この時間帯の交通事故を防ぐには?(政府広報オンライン)
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201711/1.html
◇知ってる?守ってる?自転車利用の交通ルール(政府広報オンライン)
https://www.gov-online.go.jp/featured/201105/index.html
★秋分(しゅうぶん)
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、ようやくしのぎやすい気候となる秋分は、春分と同じく昼の長さと夜の長さが同じになる日です。この頃太陽は真東から昇り、真西に沈みます。沈んだ方角に極楽浄土があるといいます。人間が生活しているこの世を此岸(しがん)というのに対し、極楽浄土のある所が彼岸(ひがん)だそうです。この日を境に夜の方が長くなって、夜長の季節へと移っていきます。
また、秋分は「秋分の日」ともいい、国民の祝日の一つにもなっています。今年の秋分の日は9月23日(土)です。
★十五夜(じゅうごや)
十五夜は「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」とも呼ばれ、「秋の真ん中に出る月」という意味があります。「秋の真ん中」とは「9月7日から10月8日の間で、満月が出る日」とされています。今年は9月29日(金)です。
地域によって違いはありますが、お月見にはお供えをするのが決まりです。
お供えには1つひとつに意味があります。
すすき…ススキは秋の七草の1つです。白い尾花が稲穂に似ている、また、魔除けになるとも言われ、供えるようになりました。
月見団子…丸い団子を月に見立て、15個をピラミッドのように積んで供えます。
農作物…里芋、栗、豆など収穫されたばかりの農作物を供え、豊作に感謝します。
中でも里芋を供えるのが一般的で、「中秋の名月」は「芋名月」とも呼ばれています。
★インボイスの受取対応の準備を進めましょう
10月1日から開始されるインボイス制度導入まで残すところ、あと2か月となりました。
取引先が発行するインボイスへの対応準備を進めましょう。
インボイスを受け取ったら、次のことを確認しましょう。
1.取引先が適格請求書発行事業者に登録されているか
取引先が適格請求書発行事業者でない場合、仕入税額控除は受けられません。ただし、インボイス制度導入から6年間は、適格請求書発行事業者以外からの課税仕入れに係る消費税相当額の一定割合を控除できる経過措置が設けられています。
2.取引先から受け取った書類の種類・様式等
事前に取引先と相談した書類がインボイスとなっているか(記載事項が満たされているか)確認しましょう。
3.インボイスの保存方法
保存方法は、紙のまま保存、書類をスキャンして保存、電子取引データを電子保存の3つがあります。適切に保存しましょう。
★台風情報
台風の季節です。
大雨、強風による農作物や建物への直接的な被害はもちろんのこと、交通網の乱れや停電など様々な影響が考えられます。
事前に情報を収集し、適切な対策を講じましょう。
◇台風情報(気象庁)
https://www.jma.go.jp/jp/typh/
★食中毒予防
食中毒は1年中発生していますが、特に暖かく湿気が多い梅雨から夏にかけては、食中毒の原因となる細菌の増殖が活発になるため、食中毒が発生しやすくなります。
生肉を触ったら必ずすぐ手を洗うこと。また、生肉を切ったまな板や包丁は洗って熱湯消毒するなど、食中毒を予防し、楽しい季節を過ごしましょう。
◇食中毒(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/
◇食中毒予防のポイント(食品安全委員会)
https://www.fsc.go.jp/sonota/shokutyudoku.html
★紫外線対策
夏は紫外線が強くなります。夏休みで海やプールに行くことも多くなるこの時期は紫外線対策が必要です。もちろん仕事で外に出る機会の多い方も紫外線対策をしっかりしましょう。
紫外線とは?
紫外線とは、地球に到達する太陽光線のうち、波長が短くエネルギーの高い光のことです。紫外線の良い面として、殺菌消毒、ビタミンDの合成などが挙げられますが、悪い面として、皮膚や眼に有害であり、日焼けや皮膚がんの原因となるとも言われています。
紫外線対策
紫外線を予防するには、もちろん紫外線に当たらないことが1番です。
しかし、一日中家の中にいる訳にもいきませんね。
食事やサプリメント等でビタミンCを摂取し、紫外線に当たった後の対策をとり、同時に、日焼け止め化粧品や日傘、帽子等を活用して根本的に肌に紫外線が当たらないようにすることが大切です。
美容のためだけではなく、体の健康のためにも日頃から紫外線対策を意識した生活を心がけましょう。
★立秋(りっしゅう)
毎年8月7~8日頃、この日から立冬の前日までが秋で、1年で1番暑い頃ですが、夏の風と秋の涼やかな風が混在し始め、朝夕は何とはなしに秋の気配が感じられます。
暑中見舞いはこの前日までで、この日以降は残暑見舞いとなります。
★処暑(しょしょ)
立秋から数えて15日目頃(8月23日頃)、萩の花が咲き、朝夕は心地よい涼風が吹き始める頃ですが、台風のシーズンでもあり、210日、220日とともに台風襲来の特異日です。
これまでの暑さで体力が弱り、夏バテや食中毒にかかりやすい時期でもあります。皆さま、どうかご自愛くださいませ。
★お盆の由来
お盆の正式名称は[盂蘭盆会・うらぼんえ]と言い、旧暦の7月15日を中心に行われる先祖供養の儀式で、お正月と同じく重要な行事の1つとされています。
・7月または8月の13日より16日までの4日間を指します。
・13日(迎え盆)の夕方に迎え火を焚き、先祖の霊を迎えます。
・14日、15日は仏壇にお供え物をして迎え入れた御先祖さまの供養をします。
・16日(送り盆)の夕方、送り火を焚き、御先祖さまにお帰りいただきます。
日本の「お盆」は、仏教の盂蘭盆(ウランバナ)が藪入り(やぶいり)に結びついて、現代に伝えられたものです。お盆(盂蘭盆会)は、御先祖さまの霊があの世から戻ってきて、また、天に帰っていくという日本古来の信仰と、仏教の行事が結びついたものです。
地方によってその日程、盆棚の飾付け方などは多少異なり、最近では、住宅事情もあり精霊棚(しょうりょうだな)をおかない家庭も多いようですが、お盆の間は御先祖への気持ちを大切にして、簡単なお飾りだけでも作りたいものです。
★熱中症は予防が大事!
7月から8月の暑い季節に多く発生する熱中症。熱中症は、気温が高いなどの環境下で、体温調節の機能が働かず、体に熱がこもってしまうことで起こります。
環境省では、熱中症などに対する注意を促すことを目的に、暑さ指数(WBGT:湿球黒球温度)の予測値や実況値、暑さ指数と熱中症患者数との関
連性、熱中症の予防・対処方法に関する知見など、熱中症関連情報を提供しています。
また、暑さ指数を用いて、危険な暑さが予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表しています。このアラートを活用して、熱中症の予防に役立てましょう。
特に気温・湿度の高い場合のマスク着用は熱中症のリスクが高くなるため注意が必要です。新型コロナウイルスの感染防止の対策を取ったうえで、適宜マスクをはずして休憩をとるように心がけましょう。
◇熱中症は予防が大事!「3密」を避けながら、十分な対策をとりましょう
(政府広報オンライン)
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201206/2.html
◇熱中症予防情報サイト(環境省)
https://www.wbgt.env.go.jp/
★暑中見舞い
小暑と大暑の1か月間が暑中といい、暑中見舞いはこの期間内に送るのが習わしということです。最近は、電話やメールが主流になってきていますが、たまには気分を変えて手書きの書面を送ってみるのもよいのではないでしょうか。
離れて暮らす家族、親しい方、お世話になった方へ、暑い夏を過ごす相手を気遣うごあいさつと共に、自分の近況もお伝えしてはいかがでしょうか。
◇暑中・残暑見舞いのマナー(日本郵便株式会社)
https://www.post.japanpost.jp/culture/howto/summer/index.html
★土用
立春、立夏、立秋、立冬の前日までの18日(または19日)間を「土用」といい、それぞれ「冬の土用」、「春の土用」、「夏の土用」、「秋の土用」と呼ばれます。土用は年4回ありますが、その中でも、現在は「夏の土用」の間の丑の日にうなぎを食べる「土用の丑〔うし〕」という行事が有名です。
「土用の丑の日にウナギを食べる」といういわれは色々ありますが、江戸時代の蘭学者・平賀源内の逸話が知られています。平賀源内が、知人の鰻屋のために「本日、土用の丑の日」と書いて店頭に張り紙をしたところ、流行らなかった店が大繁盛しました。『万葉集』にある大伴家持の「ウナギを食べて健康を維持しよう」といった内容の長歌を思い出して「この日はウナギを食べる日」とこじつけただけなのですが、これがきっかけになって、土用の丑の日にはウナギを食べるようになったとか。
滋養のあるものを食べて、暑い夏を乗りきりましょう。
★インボイス制度導入まで4か月を切りました
10月1日から開始されるインボイス制度導入へ向けて、受取インボイスの確定や契約書の整理等、準備を進められていることと思います。
残すところ、あと4か月で制度開始となります。
会計システムをご利用の場合は、システムのインボイス対応についての確認や事前設定を進めましょう。
当事務所の担当者までお気軽にご相談ください。
★梅雨
6月といえば梅雨の季節です。
しっかりと対策し、食中毒などに注意しましょう。
◇お昼間家にいない人の梅雨対策(All About)
https://allabout.co.jp/gm/gc/61568/
◇令和5年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)(気象庁)
https://www.data.jma.go.jp/cpd/baiu/sokuhou_baiu.html
★時の記念日(6月10日)
「時の記念日」をご存じですか?
宮中に漏刻(水時計)が設置され、時が告げられるようになった天智10年4月25日、西暦では671年6月10日が起源であるとされ、東京天文台と生活改善同盟会が1920(大正9)年に「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と呼びかけ、時間の大切さを尊重する意識を高めてもらおうという願いから記念日として定めました。
変化の激しい時代に生きる私たちにとって、時間はあっという間に過ぎ去ってしまいます。時には足を止め、時間の大切さをかみしめるゆとりも必要なのではないでしょうか。
★あじさい
6月はあじさいの季節です。名前の由来は「あづさい」が変化したものらしく「あづ(集)」「さい(真藍)」で、青い花が集まって咲く様子を表したものと言われています。
紫、ピンク、青、白などいろいろあり、花の色は土が酸性かアルカリ性かによっても変わり、酸性土壌では青色が強く、アルカリ性土壌では赤色が強くなるようです。
全国のあちらこちらであじさい祭りが行われます。綺麗なあじさいを観て、入梅のじめじめとした気分を吹き飛ばしまししょう。
★夏至(げし)
「夏至(げし)」は二十四節気の一つであり、6月21日頃(またはこの日から小暑までの期間)をいいます。
太陽は最も北に寄り、北回帰線の真上までくるので、昼間の時間が一年で一番長いですが、実際の季節では梅雨の時期のため、日照時間はそれほど長くは感じられません。
また、農家は田植えに忙しくなる時期です。花しょうぶや紫陽花などの雨が似合う花が咲く季節でもあります。
★IT導入補助金2023の申請受付が始まりました
経済産業省の「サービス等生産性向上IT導入支援事業(IT導入補助金)」は、中小企業者等におけるITツール(ソフトウェア、サービス等)の導入費用の補助を通じて、中小企業者等の生産性向上を目的とする事業です。
IT導入補助金を利用すると、システム導入費用の1/2から3/4(上限額:450万円 下限額なし)が補助されます。
当補助金を活用して、経理業務の効率化・デジタル化を図りませんか?
★「コロナ借換保証」制度を利用してみませんか?
「コロナ借換保証」とは、新型コロナウイルス感染症により売上げが減った企業に実質無利子・無担保で融資するいわゆる「民間ゼロゼロ融資」等の返済負担軽減のための信用保証制度です。
当保証制度を利用すると、返済の負担を軽減できるだけでなく、新たな資金の借入れも期待できます。
返済が始まる前に当制度の利用を検討しましょう。
1.制度概要
取扱期間 :令和5年1月10日(火)~令和6年3月31日(日)(予定)
※信用保証協会に保証申込がなされたもの
保証限度額:1億円(100%保証の融資は100%保証で借換可能)
保証期間 :10年以内(据置期間5年以内)
金利 :金融機関所定の金利
保証料率 :0.2%等(補助前は0.85%等)
要件 :売上または利益率が5%以上減少 等
制度の利用には、金融機関と対話する中で作成された「経営行動計画書」と金融機関による継続的な伴走支援を受けることが必要です。制度申請について、当事務所がサポートいたしますのでお気軽にご相談ください。
★世界禁煙デー
5月31日は世界禁煙デーです。1988年にWHO(世界保健機関)が定め、毎年世界中で行なわれる祭典です。
日本では、この日から6月6日までの1週間が禁煙週間となっています。
タバコの煙には、依存症の原因となるニコチンのほか、タールや一酸化炭素、ヒ素やカドミウムなど、200種類以上の有害物質が含まれています。
禁煙はいつはじめても遅くはありません。喫煙習慣が確立されていても、禁煙することにより、喫煙に関連のある病気のリスクが下がることが明らかになっています。まずは、1週間禁煙をしてみませんか?
◇たばこと健康に関する情報ページ(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/tobacco/index.html
◇日本禁煙学会
http://www.jstc.or.jp/
★五月病
この時期になると「五月病」という言葉をよく聞くようになります。もともとは新人社員や新入生などが4月からの新しい環境に適応できないことに起因する精神不安定な状態を表わしますが、学生よりは新社会人、さらには勤続年数もあり、仕事でもひととおりの事ができるようになった人にも使われる言葉になってきています。
原因としては、新しい生活環境・人間関係、入学・入社試験といった目標を達成したことによる目標の喪失、思い描いていた理想と現実のギャップといったものがあるようで、症状も「やる気が出ない」「食欲がわかない」といった軽いものから、頭痛や不眠症などの重い症状になることもあるそうです。
重い症状が出てしまったら専門の医療機関を訪れることが必要となりますが、軽い症状の場合は、五月病をきっかけとして自分を見つめなおしてみてはいかがでしょうか?
「新しい環境に慣れない」場合は無理をせず長いスパンで考えてみましょう。今は急激な変化で疲れがたまってしまっています。気持ちを落ち着けて楽観的に物事をとらえてみましょう。
「やる気が出ない」場合は、その原因はなにか考えてみましょう。そこから新たな目標が生まれるかもしれません。
気分が暗く沈みがちになりますが、気分を楽にして自分自身を見つめなおすチャンスととらえ、新生活を充実させていきましょう。
★立夏(りっか)
「立夏(りっか)」は二十四節気の一つであり、5月6日頃(またはこの日から小満までの期間)をいいます。カレンダーには「夏が立つ」などと記載されている場合もあり、これは、簡単に言えば「夏が来たよ」という意味です。
暦の上ではこの日から立秋までが夏となります。青葉・若葉が太陽の光に照らされ、キラキラと輝く季節です。山野に新緑が目立ちはじめ、いよいよ夏の気配が感じられます。ゴールデンウィークである立夏の頃は、気持ちの良い風が吹き、晴天が続くので、外に出ることが楽しみな時期でもあります。
★小満(しょうまん)
「小満(しょうまん)」は二十四節気の一つであり、5月21日頃(またはこの日から芒種までの期間)をいいます。西日本では、はしり梅雨が現れる頃です。
「小満」とは秋にまいた麦などに穂がつく頃で、「今のところは順調だ、よかった。」とほっと一安心(少し満足)したことから、「小満」と言う名前が付いたようです。
この頃は陽気が良くなり、草木などの植物も次第に生長して、生い茂っていきます。
★賃金のデジタル払いはメリットと課題の両方があります
これまで、賃金(給与)の支払方法は現金、預金口座、証券総合口座に限られていました。これが、令和5年4月から「デジタル払い」が追加されます。当制度の動向をご紹介します。
賃金のデジタル払いは、○○Payなどのキャッシュレス決済の口座に賃金を支払うものです。銀行口座を介さず直接給与を振り込めるため、振込手数料を削減できるなどのメリットが考えられます。
しかし、次の課題があるため、即導入できる制度ではありません。
(1)デジタル払いは、振込先のキャッシュレス決済を提供する事業者(資金移動業者)が、厚生労働省の指定を受けている必要があります。
この指定の申請は、令和5年4月1日から受付が開始され、審査には数か月を要する見込みです。
(2)企業がデジタル払いを導入するには、労使協定の締結が必要です。
そのうえで、労働者個人からの個別の同意の取得が必要です。
(3)支払方法の追加に伴い、給与計算・振込に関する事務負担の増加や、システム改修が必要となると考えられます。
デジタル払いは、より柔軟な賃金の支払いが可能になる点が期待される反面、今後の制度の動向や自社に与える影響を把握したうえでの導入検討が必要です。
制度の詳細が厚生労働省のホームページで案内されていますのでご確認ください。
◆資金移動業者の口座への賃金支払(賃金のデジタル払い)について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/zigyonushi/shienjigyou/03_00028.html
★勤労者財産形成促進制度をご存じですか
勤労者財産形成促進制度(財形制度)とは、給与からの天引きにより積立を行う「財形貯蓄」や、財形貯蓄を行う方に住宅取得やリフォームの資金の貸付けを行う「財形持家融資」などにより、勤労者の財産形成を国と事業主が支援する制度です。
財形貯蓄には、3種類あります。
一般財形貯蓄:使用目的に制限なし。開始から1年経てば払出しも自由。
財形年金貯蓄(※):60歳以降に年金として受取り。
財形住宅貯蓄(※):住宅の取得・増改築の費用に充当。
(※)契約時、55歳未満の場合に加入できます。
<勤労者のメリット>
<事業主のメリット>
詳しい内容は、厚生労働省のホームページをご確認ください。
◆勤労者財産形成促進制度
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000105724.html
★卯月
卯月は卯の花(ウツギの花)が咲く季節なので、「卯の花月」の略とする説が有力とされていますが、卯月の「う」は「初」や「産」を意味し、一年の最初を意味としたとする説もあります。
春の季語で「山笑う」という語がありますが、春になり木々が芽吹きの季節になると、雪国の山は春紅葉や山笑うなどと称される淡い美しさに包まれます。
春は入社式、入学式、入園式と人も新しい芽をだし輝く季節ですね。
★清明(せいめい)
二十四節気のひとつ。4月5日頃、または、この日から穀雨までの期間をいいます。
いよいよ冬と決別して温暖な季節となるので、旧暦時代には4月1日を衣替え(ころもがえ)の日としていました。この日から冬の着物の綿入れの綿を抜いて袷(あわせ)に衣を替えたことから、四月一日と書いて「わたぬき」
という姓があるほどです。
お花見シーズンとなり、楽しい宴会を予定されている方も多いかと思います。花より団子という言葉がありますが、心落ち着けてゆっくりと花を眺めてみるのもよいのではないでしょうか。
★穀雨(こくう)
二十四節気のひとつ。4月20日頃、または、この日から立夏までの期間をいいます。
田畑の準備が終わり、春の雨の降るころとされています。
穀雨とは文字通り雨が百穀を潤すことから名づけられたものです。この春、生活環境の変化があった方も多いでしょう。変化にも慣れ、ほっと一段落したところで気が緩みがちです。五月病などにならぬよう、育ちの雨を受けてここでもう一度気を引き締め直しましょう。
★八十八夜
八十八夜は、季節の変化の目安となる雑節のひとつで、立春を起算日として88日目にあたる日をいいます。
八十八夜は春から夏に移る節目の日、夏への準備をする決まりの日、縁起のいい日とされてきましたが、「八十八夜の忘れ霜」「さつき寒」とも言い、霜もなく安定した気候かと思えば、急に気温が下がって、霜が降ることもあります。
「霜なくて曇る八十八夜かな(正岡子規)」
茶摘みが最盛期である八十八夜、八十八夜に摘まれた新茶は不老長寿の縁起物としても知られています。
美味しいお茶を飲んで初夏を迎えませんか。
★令和5年度税制改正について
令和5年度の税制改正では、以下のような改正があります。
(令和5年度税制改正の大綱(財務省閣議決定:令和4年12月23日)に基づく)
◆法人税制
・現行の中小企業向け設備投資関連税制の概要
・特定経営力向上設備等特別償却・税額控除制度(中小企業経営強化税制)の見直し・延長
・中小企業投資促進税制の見直し・延長
◆国際課税
・経済のデジタル化等に対応した国際課税制度の創設(グローバル・ミニマム課税)
・外国子会社合算税制の見直し
◆消費税制
・適格請求書発行事業者となる小規模事業者に係る税額控除に関する経過措置(80%控除)
・中小企業者等に対する事務負担軽減に係る仕入税額控除の経過措置
・少額な返還インボイスの交付義務の見直し
・適格請求書発行事業者登録制度についての見直し
◆所得税制
・極めて高い水準の所得に対する負担の適正化
・特定非常災害に係る損失の繰越控除制度の見直し
・給与所得者の特定支出控除の特例の見直し
◆納税環境の整備
・電子帳簿保存法制度(優良な電子帳簿の範囲)の見直し
・・・等
★令和4年分「所得税確定申告書」の様式が大幅に変更されています
令和4年分の所得税確定申告において、以下のとおり様式が変更されています。
当事務所は、変更後の所得税確定申告書にしっかり対応しますので、ご安心ください。
★令和4年分確定申告の準備のお願い
確定申告の時期が近づいて参りました。各種資料のご確認(準備)をお願いいたします。
また、マイナンバー法の施行に伴い、所得税申告書、消費税申告書又は償却資産申告書の作成・提出およびそれに関連する申請書・届出書等の作成・提出のために、マイナンバー(個人番号)をご提供いただく必要があります。
ご本人と配偶者・扶養親族等(注)の番号確認書類のご用意もあわせてお願いいたします。
なお、貴社にご準備いただきたい資料の詳細につきましては、当事務所の担当者よりご案内いたします。
正しい所得税確定申告のため、令和5年2月20日までに当事務所までご提出くださいますようお願いいたします。
令和5年は、次の2つの制度改正への対応が必要です。
再度、対応スケジュールを確認しましょう。
★令和5年度税制改正について
令和5年度の税制改正では、以下のような改正があります。
(令和5年度税制改正の大綱(財務省閣議決定:令和4年12月23日)に基づく)
◆資産課税
・資産移転の時期の選択により中立的な税制の構築
・贈与税の非課税措置の期限延長等
◆法人課税関係
・試験研究を行った場合の税額控除制度(研究開発税制)の見直し
・その他の主な租税特別措置の改正
◆国際課税関係
・新たな国際課税ルール(グローバル・ミニマム課税)への対応
・各対象会計年度の国際最低課税額に対する法人税(仮称)及び特定基準
法人税額に対する地方法人税(仮称)の創設等
◆消費税関係
・適格請求書発行事業者となる小規模事業者に係る納税額の負担軽減等
(2割特例)
・仕入税額控除の適格請求書保存要件の緩和(少額特例)
・適格返還請求書の交付義務の緩和
・適格請求書発行事業者登録制度の見直し
◆納税環境の整備
・電子帳簿等保存制度の見直し
・・・等
★令和4年分「所得税確定申告書」の様式が大幅に変更されます
令和4年分の所得税確定申告において、以下のとおり様式が変更されます。
当事務所は、変更後の所得税確定申告書にしっかり対応しますので、ご安心ください。
★令和4年分確定申告の準備のお願い
確定申告の時期が近づいて参りました。各種資料のご確認(準備)をお願いいたします。
また、マイナンバー法の施行に伴い、所得税申告書、消費税申告書又は償却資産申告書の作成・提出およびそれに関連する申請書・届出書等の作成・提出のために、マイナンバー(個人番号)をご提供いただく必要があります。
ご本人と配偶者・扶養親族等(注)の番号確認書類のご用意もあわせてお願いいたします。
なお、貴社にご準備いただきたい資料の詳細につきましては、当事務所の担当者よりご案内いたします。
★インボイス制度への対応スケジュールを確認しましょう
令和5年は、次の2つの制度改正への対応が必要です。
再度、対応スケジュールを確認しましょう。